ギャラリー

ユネスコ世界遺産の「北海道・北東北の縄文遺跡群」のうち、北海道にある遺跡群を周りました。10名という少人数のツアーになりましたが、さまざまな分野の専門家が集まり濃密なツアーとなりました。恒例の移動中ミニ講演会もとても勉強になりました。

函館市の垣ノ島遺跡からスタートしました。ここでは北海道初の国宝となった『中空土偶』を鑑賞しました。この土偶には「茅空(カックウ)」という愛称が付いています。出土した南茅部(みなみかやべ)の「茅」と、空洞の「空」から名付けられました。

次はすぐ近くにある大船遺跡(函館市)です。ここでは2m50cm以上も掘り下げた深い竪穴建物を見学しました。これほど深い竪穴は北海道にしかありません。それが樺太から大陸にまで広がっているのです。おそらく寒冷地対策だったのでしょう。

二日目は北小金貝塚遺跡の広大な敷地に広がる縄文のムラを歩きました。海を見下ろす丘面に敷き詰められた貝殻の白い層が印象的でした。遠洋から漁を終えて丸木舟が戻ってくるときに白い肌面は分かり易い目印になっていたように思います。

最終日はフゴッペ洞窟と手宮洞窟の洞窟壁画を見ました。このような洞窟壁画は日本国内にはこの2箇所しかありません。ところがシベリアの沿岸一帯には同じような壁画がいっぱいあるのです。ここから出発した丸木舟がシベリア沿岸を旅していたのでしょうか。

遺跡巡りだけではなく、函館山からの眺望を楽しんだり、食べきれないほどの豪華な海鮮料理に苦戦したりととても楽しい旅となりました。

今回は長距離移動の濃密なツアーになりました。各地の重要な遺跡や博物館を廻りながら、今回も参加者間でのミニ講演や情報交換が貴重なものとなりました。

初日は鳥浜貝塚・若狭三方縄文博物館・年縞博物館(福井県)でした。

二日目はフォッサマグナミュージアム・長者ヶ原考古館・馬高縄文館(新潟県)です。

最終日は茅野市尖石縄文考古館・釈迦堂遺跡博物館・星くそ博物館(長野県)です。

令和7年4月28日(月)~30日(水)の2泊3日で縄文ツアーが開催されました。

温故学会会館について

國學院大學博物館 考古と神道で知る日本の文化・歴史

モヨロ貝塚館 – 網走市観光協会

北海道立北方民族博物館

※オフィシャルHP(外部リンク)

東京都埋蔵文化財センターと田名向原遺跡(令和6年5月22日)
澤井様と大森様にご案内頂きました。

東京都埋蔵文化財センター

田名向原遺跡 – 文化遺産オンライン

大森貝塚遺跡庭園

千葉市:加曽利貝塚