縄文ツアーご報告

活動報告

3月8日(金)から10日(日)の2泊3日の行程で縄文ツアーが開催されました。
同行取材して頂きましたデータマックス社のネット記事をご覧ください。

【縄文道を極め世界平和を(1)】太古にこそ新しさが宿る~見るべきは縄文遺跡にあり(前)|NetIB-News
「縄文ブーム」で縄文遺跡をめぐるツアーが流行り始めている。「想像力を発揮させる縄文の旅」は東京湾を一周し、東京湾エリアの縄文遺跡をめぐるツアーだ。縄文を知るためには「想像力」を発揮させることが欠かせない。
【縄文道を極め世界平和を(1)】太古にこそ新しさが宿る~見るべきは縄文遺跡にあり(後)|NetIB-News
縄文時代のムラを見るため、日本最大級の貝塚が見つかっている加曽利(かそり)貝塚縄文遺跡公園(千葉市)に向かう。ここでは、縄文時代の貝塚や復元された竪穴住居跡、発掘調査で見つかった出土品などを見ることができる。



ツアーの様子などは「縄文アイヌ研究会」のホームページで公開予定です


ここでは話題を一点だけ。


これはツアー中で見学した加曾利E式と呼ばれる縄文土器です。
アメリカの動物学者であるエドワード・S・モースが始めに発掘された土器です。

モース博士はこれを見てアメリカ先住民の土器と同じだと判断し、この土器はアイヌの物だと考えられました。(なるほど、アイヌ文様にも見えますね)

モースを批判したオーストリアの考古学者ハインリヒ・フォン・シーボルト(小シーボルト)も、日本の石器時代の土器をアイヌ土器と呼んでいました。


もちろんこれは縄文人の土器ですが、海外の学者はアイヌの土器だと見ていたのです。